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投稿日:2020年10月19日 事務局移転のお知らせ

会員各位 NPO法人PHIJP理事長 芝池英樹、博(工) 事務局移転のお知らせ 拝啓 初秋の清々しい季節が始まりました。新型コロナ禍も漸く第2波の峠を越えてGOTO経済支援政策が全国津々浦々に拡大され、世の中には活気が戻りつつ有りますが、同時に冬には第3波が襲来するとも予想されており安堵できない状況です。会員各位におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。昨年度末からの新型コロナ禍による逆風の中、会員各位の絶大なご支援とご協力を得て、6月末には2020年度通常総会を、9月末には臨時総会を各々滞りなく完了できました。皆様からお寄せ頂きましたご支援とご厚情に心からお礼申し上げます。高性能建築の基軸となる性能基準の国内での普及促進とその設計・施工法の広報伝搬を目的とするPHIJPの運営に関して、常日頃ご高配とお力添えを戴き、お陰様で新たな活動展開に向けて2020年度を順調に始めて既に半年が過ぎましたこと、当法人を代表して報告させて戴きます。  さて、この度は偶々縁あって、利便性が高く基準地価が9.1%も高騰して活況が伝えられる虎ノ門へと事務局を移転することとなり、役員体制の強化も完了出来ましたので、ご報告申し上げます。新事務局では会議施設も充実しており、広報と組織拡大のために大いに活用したいと考えています。 PHIJP事務局 住所: 〒105-001 東京都 港区 虎ノ門3-6-2 第2秋山ビル3階 googleマップはこちら >TEL#: 03-3437-2050FAX#: 03-3437-2050MailTo: info@phi-jp.orgHP: https://phi-jp.org/  先の通常総会では『禍を転じて福と為す』という諺を念頭に、「高性能建築の合理的な設計・施工法を求めつつ、各種啓発セミナーや工事・設計者向けの専門家養成講座等を完全にオンラインで提供し、全国に分散し繋がりが乏しかった建設関係者をIoTにより結集する」という2020年度活動方針を掲げました。地方の会員が移動時間や旅費を気にせず、気になる情報や欲しい知識に容易にアクセスでき、専門的問題への回答が得られるワンストップサービスの確立を目指す上記活動方針は、「#うちで学ぼう」をハッシュタグにして毎木曜夕刻に定期開催しているリレーサロン&ハッピーアワーとして部分的に実現しています。勿論、各地で確立されつつある高性能建築の設計・施工・改修の実践を見学する機会も、社会状況等を鑑みながら従来同様に提供いたしますが、今年度下期は講演・見学映像をアーカイブし、地方に居住していて直接参加が叶わない会員にも積極的に情報提供しPHIJPへの参加と交流を促したいと考えています。  以上、2020年度下期も、引き続きご賛同・ご支援を賜りますようにお願い申し上げて、事務局移転のご案内とさせて戴きます。 敬具 ...

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7月11日札幌市内の外断熱改修Aマンション現場見学会を開催

投稿日:2020年8月31日 7月11日 札幌市内の外断熱改修Aマンション現場見学会を開催

 新型コロナウィルス感染の影響がある中で、管理組合様のご理解ご協力をいだたき、住民との接触をしないように開催しました。 当日は、芝池理事長はじめ関東、関西圏より6名、札幌市内の2棟の管理組合役員の皆様、工事関係者合わせ17名が参加しました(設計工事監理は大橋建築設計室)  この工事は、3~8階住戸専有部分を湿式外断熱工法で改修しています。既存外壁面タイル貼りで、割れ、浮き、躯体のひび割れなど損傷が激しく、室内環境の改善と合わせ外断熱改修を採用しました。尚、断熱材の固定は、専用ジベルを使用しています。  建物上端パラペット部の形状に特徴があり、上端からの雨水進入防止のため、新規笠木の設置を行っています。見学では、断熱材の貼り方、ジベルを使用しての固定方法、低層階での外壁仕上の紹介を行っています。 工事完了は8月末となります。 Aマンションの建物・工事概要は以下の通りです。 建物構造 SRC造8階、地下1階、屋上塔屋3階 住戸数 3~8階60戸 改修部床面積6,755㎡ 竣 工 1973年(昭和48年)7月 建築後47年 外断熱施工範囲約1,600㎡ StoTherm Classic EPS t=70㎜ジベル固定の上仕上 手摺壁等StoTherm Classic仕上部分約650㎡ 廊下、塔屋外壁面の塗装仕上2,100㎡ 屋上防水、バルコニー内床ウレタン防水、 その他外断熱施工に伴う関連工事 ...

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投稿日:2020年8月9日 2020年度(令和2年)NPO法人PHIJP定期総会を開催

2020年度(令和2年)NPO法人PHIJP定期総会について  2020年6月30日、2020年度定期総会、ならびに7月23日第1回理事会を開催しました。理事、監事は全員留任し、三役については下記の体制となりましたのでご報告いたします。  理事長   芝池英樹 京都工芸繊維大学 副理事長  林 和義 (株)ハヤシ工務店代表取締役社長 副理事長  塩谷昭文 (株)明光建商代表取締役会長  事務局長  大橋周二 (有)大橋建築設計室代表取締役  定期総会での理事長挨拶は下記のとおりです。 2020年6月吉日NPO法人PHIJP会員各位 拝啓 清々しい初夏を迎え、木々の緑も日増しに深くなって参りました。会員各位におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。 2020年度総会開催に当たり、この1年間に会員の皆様からお寄せ頂きましたご支援とご厚情に対して、心からお礼申し上げます。高性能建築の基軸となる性能基準の国内での普及促進とその設計・施工法の広報伝搬を目的とするPHIJPの運営に関してご高配とお力添えを戴き、お陰様で新たな活動展開に向けて2020年度を始められることを、当法人を代表して報告させて戴きます。 さて、中国では、武漢(Wuhan)市保健当局が2019年12月8日に最初の症例を確認したと報告していますが、英医学誌ランセット(The Lancet)に1月に掲載された研究論文では、武漢市内で確認されたこの最初の患者が発症したのは12月1日だと報じられています。僅か1~2か月の間に、「複数の発生点から複数回にわたって」播種され、1月半ばから2月初めにかけて欧州と北米の多くの都市における流行が始まったとイタリア人研究者は指摘しています。国内でも、感染拡大防止の観点から3月中旬以降は大部分の社会活動が自粛され停滞する状況にあり、PHIJPの2019年度活動を取り纏め、2020年度の活動計画を立案する上でも、大変強い逆風となって来ました。役員各位の労を厭わぬ団結・協働と知識の結集により、2020年度総会資料を首尾よく取り纏めることが出来ました。関係資料一式をご送付申し上げますので、ご高覧戴ければ幸いです。 最後に、この機会を捉えて2019年度の活動概要を簡単に振り返り、また2020年度の活動方針の要点をご紹介して、この挨拶文を〆たいと思います。2019年度は、NPO財政の健全化を柱に活動計画を立案し講演会や専門家養成講座、見学会等の幅広いイベントを開催しました。以下には、その一覧を示して置きます。 6月 総会6月 建築科学初級講座「WUFIRPlus入門」7月 サマーセミナー9月 CPHC®入門編第1回11月 モデル住宅見学会12月 北米パッシブハウス会議参加と現地視察(ワシントンDC)1月 新年講演会 1月 CPHC®養成講座 入門編第2回3月 建築科学初級講座「WUFIRPro入門」  2020年度は東京五輪開催延期で始まり、新型コロナウィルス「COVID-19」の感染拡大防止のための緊急事態宣言がこれに続き、漸く同宣言が解除されて普通の日常が少し戻って来た状況です。緊急事態宣言の陰に隠れていますが、国内では「5G元年」とも呼ばれており、第5世代のモバイル通信規格5Gの本格的利用が開始されようとしています。5Gの特長は高速大容量、低遅延、多数同時接続であり、「三密」を避けて遠隔でコミュニケーションを取り操作するという、感染拡大防止策を支えるインフラ技術としても期待されており、ZoomやWebExというアプリケーションを介して短時間のオンラインセミナーが開催できる状況にあります。 当NPOの2020年度の活動方針としては、『禍を転じて福と為す』という諺を念頭に、高性能建築の合理的な設計・施工法を求めながらも、全国に分散するため繋がりが乏しかった建設関係者をインターネットにより結集・統合し、色々な啓発セミナーや工事・設計者向けの専門家養成講座等の提供を完全にクラウド化・オンライン化することを目論んでいます。地方の会員が移動時間や旅費を気にせず、気になる情報や欲しい知識に容易にアクセスでき、専門的問題への回答が得られるワンストップサービスの確立を目指します。勿論、各地で確立されつつある高性能建築の設計・施工・改修の実践を見学する機会も、社会状況等を鑑みながら従来同様に提供いたしますが、今年は見学映像をアーカイブし、全国に居住していて直接参加が叶わない会員にも積極的に情報提供しPHIJPへの参加と交流を促したいと考えています。今年度の主な開催行事を以下に示します。 6月 リレーサロン&ハッピーアワー(毎木曜日夕刻1時間開催のZoom集会)7月 サマーセミナー8月 CPHC®養成講座 入門編第3回9月 CPHC®養成講座 入門編第4回10月 北米パッシブハウス会議参加と現地視察(ニューヨーク州)1月 新年講演会 1月 CPHC®養成講座 実践編第1回(注:総会開催時にご提案した内容で今後確定次第皆様にご案内致します)  以上、2020年度も当法人の目指す「高性能建築の基軸となる性能基準の国内での普及促進とその設計・施工法の広報伝搬」のための活動展開に対して、引き続きご賛同・ご支援を賜りたく、お願い申し上げて、2020年度総会の挨拶とさせて戴きます。 敬具          NPO法人PHIJP理事長 芝池英樹、博(工) ...

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投稿日:2018年10月15日 10月12、13日CPHC・ビルダーズ合同初級講習会、盛況裡に終えました

10月12、13日の2日間、さいたま市でCPHC・ビルダーズ合同初級講習会を開催しました。 第1日は、国内での一般測定法(9.8 Pa(1mmAq)減圧時気密性能)だけで無く、欧米で広く推奨されている高圧力差下での加圧・減圧測定法(50 Paでの加圧・減圧平均気密性能)について解説。測定方法だけでなく、50Paでの平均性能の必要性やPHIUS+ 2015で求められている外皮の単位面積毎の許容漏気量の実情、どのような箇所で漏気が発生し易く気密性能を向上させるにはどうすれば良いか等について、実際に解体予定の木造軸組家屋で気密測定などを体験しながら講習しました。 第2日は、連続断熱層で防げない熱橋部のエネルギー損失や湿気コントロールへの影響の最小化を目的とする、2次元非定常熱伝導の有限要素解析が可能なWindowsアプリケーション「Therm」のインストール法や使い方等について概説し、インストール作業後に簡単な応用事例の計算を体験しました。 今後とも多くの講習会開催などの活動を積極的取り組んで行きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。...

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投稿日:2018年8月31日 10月12、13日CPHC🄬・ビルダーズ合同初級講習会を開催

  2020年春には、新築住宅を含む建物エネルギー性能の適合と開示が義務化されると囁かれています。気候変動抑制は待った無しの状況にあり、住宅分野での温室効果ガス排出抑制には大きな期待が寄せられています。このような背景から、市場に出回る住宅のエネルギー性能を引き上がるための色々な誘導政策が打ち出されています。何れも「断熱」「省エネ」「創エネ」という三分野の方策の上手な組合せが求められており、「断熱」策に関しては高気密化や連続断熱層の配置等も含めて、特段の高性能化を求めるものではありません。 一方で、新築住宅の活況が伝えられる米国では、「建設地の気候条件に準拠した断熱」性能の革新的向上を前提としたパッシブハウスが、寒冷地・蒸暑地を問わず全米各地で住戸数が毎年倍増する勢いで普及しており、外皮の高断熱・高気密化に基づいた高性能住宅が注目されています。翻って我が国の住宅市場では、高性能住宅は未だ高嶺の花で、屋内空間の(温熱)快適性を置き去りにしランニングコスト抑制だけに特化して、節約・省エネが議論されることも散見されます。 当法人が目指すところの『確かな外皮の高断熱・高気密化技術に基づいた高性能住宅』を正しく理解し指導する専門家や工事技術者をより多く世に送り出すために、CPHC🄬・ビルダーズ合同初級講習会第1回講習を以下の要領で実施します。この合同初級講習会は、PHIUS公認のCPHC🄬講座やビルダーズ講座を、より多くの建築士や工務店関係者に受講戴くために、その基礎知識を再確認し、また補強戴くために準備・提供するものです。 合同初級講習会第1回では、『確かな外皮の高断熱・高気密化技術』の基本となる外皮の高気密化と気密性能検証法、および連続断熱層でカバーできない熱橋部の影響最小化のためのWindowsアプリケーションThermを用いた数値的評価法について解説し、簡単な実習をして戴きます。 第1日は、国内での一般測定法(9.8 Pa(1mmAq)減圧時気密性能)だけで無く、欧米で広く推奨されている高圧力差下での加圧・減圧測定法(50 Paでの加圧・減圧平均気密性能)について解説します。測定方法だけで無く、50 Paでの平均性能の必要性、PHIUS+ 2015で求められている外皮の単位面積毎の許容漏気量の実情、どのような箇所で漏気が発生し易く気密性能を向上させるにはどうすれば良いか等について講習します。次に、解体予定の木造軸組家屋に移動して測定実習し、また漏気箇所の特定や気密化の方法について体験学習戴ける非常に貴重な機会を提供します。 第2日は、連続断熱層で防げない熱橋部のエネルギー損失や湿気コントロールへの影響の最小化を目的とする、2次元非定常熱伝導の有限要素解析が可能なWindowsアプリケーションTherm(https://windows.lbl.gov/software/therm 7.6.01版、米国ローレンス・バークレー研究所が無償一般公開)の初級講座です。アプリケーションが基づく数学的考え方、インストール法、使い方等について概説し、インストール作業後に簡単な応用事例の計算を体験します。熱橋対策の秘密兵器となるThermの使い方を習得し、その手間を知ることは、必要十分な連続断熱層配置による熱橋回避の重要性を理解し、熱橋部のエネルギー損失や湿気コントロールへの認識と配慮を深めることが可能となり、強力な抑止力として活用戴けるものと信じています。 工務店関係者や建築士の皆様の多数のご参加をお待ちしています。   講習会名 NPO法人 PHIJP主催 CPHC🄬・ビルダーズ合同初級講習会 第1回 「加圧・減圧気密測定と2次元熱橋計算アプリケーションTherm入門」 開催日時 1日目:2018/10/12 (金) 13:30(開場13:10) 2日目: 2018/10/13 (土) 09:00~12:00(開場08:40) 集合場所 1日目:大宮駅西口 2日目:ソニックシティビル8階 802会議室 (埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5) http://www.sonic-city.or.jp/?page_id=178  費  用  会員6,000円/日、一般10,000円/日、交流会費4,000円(会員・一般)  定  員  40名(申込み先着順) 第2日講習では、Windows7以上が動作するノートPC(数値演算機能有、メモリ8GM以上)のご持参が必要です。   一日目予定スケジュール(加圧・減圧気密測定講習) 時刻 演題 登壇者氏名(敬称略)/所属 13:30  ご挨拶  蓜島一弘/事務局長・ハイシマ工業(株) 13:35  講義「建築外皮の気密性能の国内・外での測定法」(質疑応答10分込)  芝池英樹/理事長・京都工芸繊維大学 14:30 休憩 14:40  講義「建築外皮の漏気特性と高気密化の要点」(質疑応答10分込)  芝池英樹/前出 15:35 実習家屋へ移動 16:10 実習「在来木軸家屋の気密性能測定」 16:50 実習「漏気箇所の特定と対策」 17:20 まとめ 林和義/理事・ (株)ハヤシ工務店 18:30 交流会(講義や実習時に質問できなかったこと等の自由討議)   二日目予定スケジュール(2次元熱橋計算アプリケーション「Therm」講習) 時刻 演題 登壇者氏名(敬称略)/所属 09:00 ご連絡 蓜島一弘/事務局長・ハイシマ工業(株) 09:05 講義「熱橋評価の考え方とThermの基礎と応用」(質疑応答10分込) 芝池英樹/理事長・京都工芸繊維大学 10:10 休憩 10:20 実習「Thermのインストールと使い方」(質疑応答10分込) 芝池英樹/前出 10:50 休憩 11:00 実習「Thermを用いた熱橋計算と結果の使い方」(質疑応答10分込) 11:45 総括「CPHC🄬・ビルダーズ合同初級講習会の今後の活動予定」 林和義/理事・ (株)ハヤシ工務店    >> プログラム・申し込み書のPDFはこちら   申し込みフォームへ...

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投稿日:2018年7月24日 NPO法人PHIJP高性能住宅入門セミナー京都 大盛況にて終了

NPO法人PHIJPが考える高性能住宅とはどのようなものであり、どのように創られるかについて、RC造京町家を具体例として参加者と共に考える「高性能住宅入門セミナー京都」を7月19日(木)に京都社会福祉会館で開催しました。施工日程の遅れで会告発信から開催まで30日を切る短期間の広報期間となりましたが、累計21名の参加者を得て盛会となりました。参加者・工事関係者の皆様から戴きましたご支援にお礼申し上げます。 会議室での約90分の座学後は、『RC造高断熱・高気密住宅の創り方』をテーマとし、近隣で建設中のRC造2階建て京町家(SOHO)の工事途中見学会を実施しました。見学物件は、設計に2年強の期間を費やし、施主である在外デザイナーご夫妻の形態や見え方、質感へのこだわりが各部に凝縮した建物です。デザイン的な要求を満たしつつ如何に経済性と高性能化を達成させるかと言うことに設計・施工時の課題は集約されました。残念ながら最高性能には達していませんが、関係者の努力が稔りRC造ながらEIFS外断熱工法(EPS t110㎜)等の採用でHeat20 G2に迫る高性能が実現しています。 見学会終了後には会員を中心に計9名が集まり、がんこ高瀬川二条苑で交流会を開催し、当NPOが推進する「高性能住宅の創り方」や広報方法、および同志の募集と育成等について熱い議論が交わされました。   ...

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投稿日:2018年7月5日 8月9日(木)、日本パッシブハウス協会サマーセミナーを開催

2020年春には、新築建物のエネルギー性能に義務基準が導入され、開示も義務化されると言われています。気候変動抑制は待った無しの状況にあり、住宅分野での温室効果ガス排出抑制には大きな期待が寄せられています。このような背景から、ゼロエネルギー住宅(ZEH)補助金を初めとして、市場に出回る住宅のエネルギー性能を引き上がるための色々な誘導政策が打ち出されています。何れも「断熱」「省エネ」「創エネ」の三分野の方策の上手な組合せを求めていますが、とりわけ我が国の得意産業分野の育成を睨んで、「省エネ」「創エネ」策を優遇した市場誘導を狙っているように見えます。一方で、新築住宅の活況が伝えられる米国では、「建設地の気候条件に準拠した断熱」性能の革新的向上を前提としたパッシブハウスが、寒冷地・蒸暑地を問わず全米各地で年々倍々の住戸数で普及しており、高性能住宅市場が熱い視線を集めています。 我が国の住宅市場では、高性能住宅は未だ高嶺の花で、時には屋内空間の(温熱)快適性を置き去りにし、ランニングコスト抑制だけ特化した節約や省エネの議論に終始することも多く見受けられます。 今回のサマーセミナーでは、気候変動を抑制する手段として、また高齢化が進むなか高齢者の循環器疾患を抑制し健康寿命を伸ばす方策として、大きな期待が寄せられる「高性能住宅」について、屋内空間の快適性をしっかりと担保したエネルギー性能の引き上げと建築コストの抑制法に関して、米国での最新高性能住宅事情を紹介しながら、工務店と建築士の視点から議論を深めます。「どうすれば快適性と経済性を兼ね備えた高性能住宅が創り出せるのか?」を、住宅専門誌の編集者が工務店経営者や建築士だけで無く研究者の意見を織り交ぜ、問題に深く切り込みます。工務店関係者や建築士の皆様の多数のご参加をお待ちしています。 開催日時 2018/08/09 (木) 13:30-16:45(開場13:10) 会  場 東京国際フォーラム ガラス棟502会議室 東京都千代田区丸の内3丁目5−1、Tel: 03-5221-9000 https://www.t-i-forum.co.jp/user/facilities/conference/  >> プログラム・申し込み書のPDFはこちら 申し込みフォームへ...

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投稿日:2018年7月5日 7月19日(木)、「RC造高断熱・高気密住宅の創り方」セミナー開催

NPO 法人PHIJP が考える高性能住宅とはどのようなものであり、どのように創られるかについて、RC 造京町家を具体例として参加者と共に考える「高性能住宅入門セミナー京都」を開催致します。 『RC 造高断熱・高気密住宅の創り方』をテーマとし、中京区に建設中のRC造2階建て京町家(SOHO)の工事途中見学会も実施します。見学物件は設計に2年強の期間を費やし、施主である在外デザイナーご夫妻の形態や見え方、質感へのこだわりが各部に凝縮した建物です。デザイン的な要求を満たしつつ如何に経済性と高性能化を達成させるかと言うことに設計・施工時の課題は集約されました。残念ながら最高性能には届いていませんが、関係者の努力が稔りRC造ながらEIFS外断熱工法の採用等でHeat20 G2に迫る高性能が達成されています。 建築関係者に限らず、高性能住宅にご興味のある多数の皆様のご参加をお待ちしています。  >> プログラム・申し込み書のPDFはこちら 申し込みフォームへ...

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投稿日:2017年10月25日 PHIJPとの協定に関するPHIUS公式声明文

PHIUS(米国パッシブハウス協会)、PHIJP(日本パッシブハウス協会)と公式に連携 PHIUS OFFICIALLY PARTNERS WITH JAPANESE PASSIVE HOUSE INSTITUTE PHIJP 両パートナーは、日本国内に向けて、コストを最適化し、気候条件に準拠したパッシブ建築を開発することに共同で取り組む。 Together the partners will work on developing cost optimized, climate specific passive building targets for Japan   シカゴ、IL--2017年10月19日--米国パッシブハウス協会(PHIUS)は「東京(日本)を拠点として先頃設立された特定非営利活動法人PHIJP(日本パッシブハウス協会)とのパートナーシップ協定に公式に調印した」と木曜日に発表した。 Chicago, IL — October 19, 2017 — The Passive House Institute US (PHIUS) announced Thursday that it officially signed...

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投稿日:2017年10月20日 10/13札幌講演会、盛況裡に終えました

特定非営利活動法人PHIJPは2017年10月13日(金)、札幌市内の北海道立道民活動センターかでる2ー7研修室730で、「連続断熱層のある北米パッシブ建築の最新動向と熱回収型換気(HRV)とパッシブ換気の比較」をテーマに講演会を開催しました。 当日は、当法人の理事で京都工芸繊維大学の芝池英樹氏が「湿気コントロールを考慮した北米型パッシブハウス基準の重要性」ー北米パッシブハウスの会議(シアトル)と連続断熱工法の最新事情の速報ーと題し、講演しました。9月末に米国のシアトルで開催した北米パッシブハウス会議での話題や見学会の速報、北米パッシブハウス基準についての解説、北米でのパッシブハウスの紹介などが行われました。 [caption id="attachment_16197" align="alignnone" width="500"] 9月末にシアトルで開催された北米パッシブハウス会議の見学会や、連続断熱工法の最新事情など話す芝池氏[/caption]   続いて、スウェーデンの熱回収型第1種換気装置(HRV)メーカーREC Indovent AB社のKenneth CarlssonさんとClaes Jäderholmさんに、欧米でのパッシブ建築(高断熱・高気密建築)計画で必須アイテムと成りつつあるHRVについて、その特徴や利点と建築計画に組み込むときの注意事項などを分かりやすく解説していただきました。 [caption id="attachment_16198" align="alignnone" width="500"] 参加者は、熱回収型第1種換気装置(HRV)メーカーREC Indovent AB社のKenneth Carlssonさんの講演に熱心に耳を傾けた[/caption]   当日はお集まりいただきました参加者の方々、ご出席ありがとうございました。 今後とも各地で講演会開催などの活動を積極的取り組んで行きたいと思っております。よろしくお願いいたします。...

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