7月11日 札幌市内の外断熱改修Aマンション現場見学会を開催

 新型コロナウィルス感染の影響がある中で、管理組合様のご理解ご協力をいだたき、住民との接触をしないように開催しました。
 当日は、芝池理事長はじめ関東、関西圏より6名、札幌市内の2棟の管理組合役員の皆様、工事関係者合わせ17名が参加しました(設計工事監理は大橋建築設計室)

 この工事は、3~8階住戸専有部分を湿式外断熱工法で改修しています。既存外壁面タイル貼りで、割れ、浮き、躯体のひび割れなど損傷が激しく、室内環境の改善と合わせ外断熱改修を採用しました。尚、断熱材の固定は、専用ジベルを使用しています。

 建物上端パラペット部の形状に特徴があり、上端からの雨水進入防止のため、新規笠木の設置を行っています。見学では、断熱材の貼り方、ジベルを使用しての固定方法、低層階での外壁仕上の紹介を行っています。
 工事完了は8月末となります。

Aマンションの建物・工事概要は以下の通りです。
 建物構造 SRC造8階、地下1階、屋上塔屋3階
 住戸数 3~8階60戸 改修部床面積6,755㎡
 竣 工 1973年(昭和48年)7月 建築後47年
 外断熱施工範囲約1,600㎡ StoTherm Classic EPS t=70㎜ジベル固定の上仕上
 手摺壁等StoTherm Classic仕上部分約650㎡
 廊下、塔屋外壁面の塗装仕上2,100㎡
 屋上防水、バルコニー内床ウレタン防水、
 その他外断熱施工に伴う関連工事