連続断熱層で建物を包んでも、思わぬ所からの熱の出入りがエネルギー損失や結露の原因に。そんな目には見えない弱点「熱橋」を、視覚的に、数値的に見える化するのが「熱伝導シミュレーション」。
「THERM」は、ローレンス・バークレー国立研究所が米国エネルギー省と共同開発し、PHIUSパッシブハウス認証の「熱橋分析プロセス」にも採用されている定番ソフト。
当セミナーでは、実際の矩計図に合わせ部材を配置し、シミュレーションを実施。物性値や断面構成を試行錯誤し、熱橋フリー「ψ≤0.01」を目指す。
奈良県生まれ。ウェントワース大学建築学部卒業。ボストン市近郊のStudio G Architectsでパッシブハウスやネットゼロの集合住宅、幼稚園&小学校設計に携わる。
日本ではPHIUS認定の横浜R邸で、パッシブハウスコンサルタントとして携わる。
2013年よりCPHC®、2018年よりPHIUS認定CPHC®トレーナー。