概要
- 開催日時
- 2021/01/21(木) 19:00-21:00 (開場18:30)
- 会 場
- Zoom会議室
- 参 加 費
- 無料 (事前の参加登録が必要)
- 主 催
- 特定非営利活動法人PHIJP
- 定 員
- 100名
- 登録方法
- メール、または 登録フォームにて、「お名前、メールアドレス、勤務先、電話番号」を記入し、お申込みお願い致します。
折り返しZoom 参加アドレスをお送り致します。
メールアドレス:info@phi-jp.org
登録フォームはこちら >次第
司会 大橋周二/当法人事務局長・(有)大橋建築設計室
19:00 ご挨拶 塩谷昭文/当法人副理事長・(株)明光建商
19:05 問題提起「木造住宅高性能化のABCと落し穴」
主旨説明「木造住宅高性能化の基本と落し穴」(20分)
芝池英樹/当法人理事長・京都工芸繊維大学
報告1 「高性能化と施主の希望のギャップを埋める?!…大型軸組パネル工法」(10分)
林和義/当法人副理事長・(株)ハヤシ工務店
報告2「高断熱化には高気密化が必須か?!」(10分)
笹本洋一/当法人理事・酒井化学工業(株)
報告3「高性能化に求められる換気システムとビルトイン暖・冷房」(10分)
小野寺年也/当法人理事・(有)オーツー
19:55 コメント総合討論・質疑応答
20:50 まとめ「2021年の活動計画とR2年度補正でのグリーンポイント最新情報」
大橋周二/当法人事務局長・(有)大橋建築設計室
ごあいさつ
令和三年辛丑 あけましておめでとうございます。
今年も旧年同様に当法人活動へのご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
さて、新築住宅を含む建物エネルギー性能の適合・開示に関して未だ義務化には至りませんが、2021年4月以降は施主への説明責任が課され、住宅高性能化への社会的期待が漸次高まりつつあり追い風が吹き始めています。気候変動抑制政策は拡大状況で、温室効果ガス排出削減への住宅分野からの貢献には大きな期待が寄せられ、近い将来には確実に適合義務化されるものと見込まれます。
このような背景から、市場に出回る住宅のエネルギー性能を引き上げるため色々な誘導政策が打ち出されています。「#断熱」「#省エネ」「#創エネ」という三方策の上手な組合せが求められ、ここに来て「#断熱」策に関してもレベルアップを求める兆候が見られ、#高気密化 や #連続断熱層 の配置等も視野に入れた設計・施工は、競合他社との今後の差別化の鍵と言えます。
当法人が目指すところの『確かな外皮の #高断熱・#高気密化 技術に基づいた #高性能住宅』を広報しより多くの建築関係者や消費者のご理解とご賛同を得るために、来る1月29日(木)に特定非営利活動法人PHIJP ハッピーアワー2021年新春特別版『木造住宅高性能化のABCと落し穴』を開催します。
設計・施工で施主の要望や予算に見合った性能向上を計る必要があり、外皮平均熱貫流率でしか規定の無い現在の省エネ基準やボランティア基準(Heat20等)の状況下で、利用可能なリソースを、窓サッシュ、断熱、気密、換気・空調装置等の設備機器にどのように配分するかは、悩ましい問題です。
他にも、屋根、外壁、床や基礎への断熱リソースの配分、関東以西地域での気密化にはどの程度の配慮が必要か、普及品の第3種換気システムでも高性能化が可能か、流行の高価なビルトイン暖・冷房システムは高性能化の必須アイテムか等の在来軸組木造住宅の高性能化に関連する初歩的な疑問に応え、高性能化の初期に陥りやすい #内部結露 等の落し穴を啓発します。
在来軸組木造住宅の高性能化をリードする多様な専門家に、工務店、建築部材メーカー、換気・空調機器メーカー等の複眼的な視点で発言を求め、建築士・ビルダー・製造者が参加者を交えて大所高所から議論します。#エネルギー性能向上 だけに偏り、#防露性能 や #耐久性能 が疎かにならないよう、参加者の悩みの解決に知恵を絞ります。
昨年5月から周期的なオンライン開催を始めたハッピーアワーも好評のうちに二十数回を重ねて来ました。高性能化と経済性、そして施主の要望の板挟みで、日々頭を悩ませている工務店関係者や建築士の皆様の多数のご参加をお待ちしています。
特定非営利活動法人PHIJP(日本パッシブハウス協会)
〒105-0001 東京都虎ノ門3丁目6-2第2秋山ビル3階
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メール info@phi-jp.org