NPO法人PHIJP高性能住宅入門セミナー京都 大盛況にて終了

NPO法人PHIJPが考える高性能住宅とはどのようなものであり、どのように創られるかについて、RC造京町家を具体例として参加者と共に考える「高性能住宅入門セミナー京都」を7月19日(木)に京都社会福祉会館で開催しました。施工日程の遅れで会告発信から開催まで30日を切る短期間の広報期間となりましたが、累計21名の参加者を得て盛会となりました。参加者・工事関係者の皆様から戴きましたご支援にお礼申し上げます。

会議室での約90分の座学後は、『RC造高断熱・高気密住宅の創り方』をテーマとし、近隣で建設中のRC造2階建て京町家(SOHO)の工事途中見学会を実施しました。見学物件は、設計に2年強の期間を費やし、施主である在外デザイナーご夫妻の形態や見え方、質感へのこだわりが各部に凝縮した建物です。デザイン的な要求を満たしつつ如何に経済性と高性能化を達成させるかと言うことに設計・施工時の課題は集約されました。残念ながら最高性能には達していませんが、関係者の努力が稔りRC造ながらEIFS外断熱工法(EPS t110㎜)等の採用でHeat20 G2に迫る高性能が実現しています。

見学会終了後には会員を中心に計9名が集まり、がんこ高瀬川二条苑で交流会を開催し、当NPOが推進する「高性能住宅の創り方」や広報方法、および同志の募集と育成等について熱い議論が交わされました。